ある日ある時、ストームが病に冒されていたとき。

ストーム:ぐはう
名無し:どうした。いつものテンションは
ストーム:ううむ。風邪ひいちゃってサァ
名無し:βακαは・・・
ストーム:ぼくばかじゃないよ
名無し:年齢を鯖読むのとは違うんだ。バカはバカ。
ストーム:せめてアホがいい
名無し:何でそうなるんだ
ストーム:アホ毛って言うじゃん。
名無し:・・・
ストーム:いや、あれって漫画とかアニメだけでなくてね、実際おいらが━━━━
名無し:成敗っ


ザクッ!!グシャッ!!

名無し:つまらぬものをきってしまった
ストーム:見事な千切り
名無し:阿呆。短冊切りじゃ
ストーム:そうなんだ?まあいいけど
名無し:とりあえず病人には薬物投与しかないな
ストーム:ちょっと待った
名無し:ん、なんだ?
ストーム:何そのハワイアンブルーな液体の詰まった注射器
名無し:これはだな、俺様が直々に調合した特効薬でな
ストーム:うん。一応話聞く
名無し:バカにも効く
ストーム:ちょっと待った。「バカに効く」んじゃ無いんだね?
名無し:当たり前だ。バカに付ける薬はないと言うだろう
ストーム:そりゃいいけど、何で「バカに も 効く」な訳?
名無し:気にするな
ストーム:いや気にするしっ
名無し:バカ以外には珍獣や地球外生命体、あとはクリーチャーなんかによく使われる
ストーム:成分を言って?
名無し:それは言えないな
ストーム:とりあえず、それ人体実験したわけ?
名無し:するわけないだろうこんな危険なもの
ストーム:ちょ
名無し:とりあえず食らっておけ
ストーム:嫌ああああああああ!!!
名無し:フッ(吹き矢
ストーム:はう?!(パタリ
名無し:おとなしくお縄につけ
ストーム:おいら悪いことしてないよ?!
名無し:よい子だって病気の治療は必要だ
ストーム:いやそれは治療じゃない!実験!人体実験!!
名無し:仕方ないな。そんなに嫌か
ストーム:嫌です
名無し:ではかわりにこのバファリンの━━━
ストーム:お?
名無し:見た目の新薬を
ストーム:お断り致します
名無し:じゃあコレだな
ストーム:何その赤黒い液体の詰まった注射器
名無し:いや、ただのトマトジュースだ
ストーム:うそん?!
名無し:うそだ
ストーム:いや軽く流されても困るし!!
名無し:注文の多いやつめ
ストーム:そ、それに。これくらい大丈夫だってばっ
名無し:俺様の手厚い看護はいらんのか?
ストーム:いりません。
名無し:看護服着てやるぞ?
ストーム:キショい
名無し:わかった。とりあえずお注射だ



   (*'ヮ')+'・.+".;~



ストーム:スッキリ爽快
名無し:さすが俺様
ストーム:やってみるもんだね
名無し:そうだろうそうだろう
ストーム:ところでさっきから背中がかゆいんだけど
名無し:気にするな(背中を見ながら
ストーム:ねえ、あの注射何が入ってたのさ?
名無し:・・・いや、ただの成長促進剤(生物の進化を促進します)
ストーム:何ソレ
名無し:まあ気にするな
ストーム:うん。





名無し:やべえ、羽生えちまった・・・・






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